こんにちは!suuです。
私のラジオチャンネル“Voicy”でも最近話をさせていただきましたが、今回はクマの話です。
最近はニュースやSNSで「クマの出没情報」を見かけることが増えました。
山だけでなく、人里や道路にまで姿を現すこともあり、「思ったより身近な場所にクマがいるんだ」と恐怖を覚えた人も多いのではないでしょうか。
ツーリングで山道や自然の多い道を走るライダーにとっても、これは他人事ではありません。
今回は、私のような初心者ライダーでも実践できる「クマ対策」についてまとめてみました!
ぜひ最後までご覧ください。
どんな場所でクマに会う可能性があるのか?

バイクに乗るようになって山道を走ることも多くなり、鹿、猿、猪などの”動物注意”の標識を見ることが増えました。
ちなみににそういった”動物注意”標識はなんと160種類以上もあるとか…!
noteでそんな”動物注意”標識について詳しく紹介している記事があったので、興味のある方はぜひ覗いてみてください。

横道に逸れてしまいましたが、本題に戻ります。やはり草木の生い茂る場所には動物も生息しているので、たくさんの”動物注意”標識があちこちに立てられていますが、クマとはどんなところで出会う可能性があるのかをまとめてみました。
- 北海道・東北・北陸は特に多いエリア
- 九州や本州の山間部でも出没情報あり
- 秋(9〜11月)は冬眠前で活動が活発
ツーリング中にクマに出会う可能性は、地域や季節によって変わるとのこと。まず、北海道・東北・北陸地方はクマの生息数が多く、遭遇のリスクが高いエリアです。広大な山や森林が広がっているため、道路脇や林道で見かけることも珍しくないとか。
また、九州や本州の山間部でも出没情報があります。特に阿蘇や九重などの山間部では、秋の時期になるとクマの活動が活発になり、人里に下りてくることもあるため注意が必要です。とはいえ、北海道・東北・北陸と比べるとだいぶ少ないみたいです。
さらに、クマは秋(9〜11月)に冬眠前のエサ探しで活発に動きます。この時期は山道や林道での遭遇リスクが高まるため、ツーリング計画を立てる際には特に警戒が必要です。
ツーリングに出かける前には、必ずその地域のクマ出没情報をインターネットや自治体の公式サイトでチェックしておくのがいいですね!事前の情報収集が、安全で安心なライディングにつながります。ツーリングに出かけるときは、出発前に「その地域のクマ出没情報」をネットで調べておくのが安心です。
ツーリング中にできるクマ対策
1. 音を出す
クマは基本的に人を避ける動物。こちらの存在を知らせてあげれば近寄ってきません。
- クマ鈴をバッグやバイクに付ける
- 山道ではエンジン音を切らない
- 小物をカサカサ鳴らすだけでも効果あり
2. 休憩場所を選ぶ
- 森の奥や水辺など、クマがいそうな場所で停まらない
- 見通しの良い場所で休憩する
- 食べ物はなるべく外に置かない
3. お守り代わりの「ベアスプレー」
初心者でも持っておくと安心なのが クマ撃退スプレー(ベアスプレー)。
すぐ取り出せる位置に入れておけば、いざという時の心強い味方になります。最近、クマ出没情報が増えてきたので、私もベアスプレーを購入してみました。
選んだ理由としては、
- 「日本製」であること
- 約4〜5mの飛距離があり、相手に近づかずに使用できる安心感
- 片手に収まるコンパクトなサイズ感
「まだ持ってないよ!」という方は、2000円前後で購入できるのでツーリングのお守りとしてもお持ちいただくのがおすすめです。

クマに出会ってしまったら?
ツーリング中にクマを見かけたときは、慌てず冷静に行動することが大切です。ライダー初心者でも実践できるポイントをまとめました。
1. まずは距離を保つ
- クマは人間を攻撃するよりも避ける性質があります。
- 遭遇したらまずは バイクを止めて距離を取る ことを意識しましょう。
- 無理に近づいたり、バイクで急発進したりすると、クマを刺激してしまう可能性があります。
2. クマに背を向けずに後退
- クマの方を見ながら、ゆっくり後ろに下がります。
- 歩きながら距離をとると、クマが自分を脅威と認識しにくくなります。
3. 大きな声や音で存在を知らせる
- 「オーイ!」と声を出したり、ホイッスルやベルを鳴らすのも効果的です。
- ただし、近距離で叫びすぎると逆効果になることもあるので、距離を取りながら行うのがポイント。
4. ベアスプレーは手元に準備
- もしクマが至近距離まで接近してきた場合は、ベアスプレー(クマ撃退スプレー)を使用します。
- 初心者でも扱いやすいよう、バッグやタンクバッグのすぐ手の届く場所に入れておくと安心です。
5. 安全な場所に退避
- 林道の奥や暗い場所よりも、見通しの良い道路や広場に移動して安全を確保しましょう。
- クマが立ち去ったら、少し時間を置いてからツーリングを再開するのがおすすめです。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
山道ツーリングは景色も空気も最高ですが、自然の中を走る以上、野生動物と出会う可能性もあります。
でも「音を出す」「停まる場所を選ぶ」「お守りアイテムを持つ」だけで、安心感はぐんと高まります。
しっかり準備して、自然との距離を大切にしながら安全にツーリングを楽しみましょう!